考えるし、感じる
「考えるな、感じろ」とは、
1973年公開の『燃えよドラゴン』の劇中でブルース・リーさんが発した「Don't think.Feel!」というのが元らしいですが、
僕はこの当時生まれていませんし、
この作品を拝見したことはありません。
確か内村光良さんがパロディコントでおっしゃってたのが初見だったように思います。
僕は音や匂い、空気の変化などに超敏感な感覚人間だからなのか、
この言葉すごく好きで、
ことあるごとに自分に言い聞かせたりしていました。
が、最近は勝手に「考えるし、感じる」に変換しています。
頭でも考えて、五感でも感じられたら、
それはもう最強なんじゃないかと(笑)
最強の人間に、俺はなる!
さて。
僕はご相談を受けた時、
まずは徹底的にお話をお聞きすることにしています。
これが、当たり前のようで、
当たり前にできなかったりする。
それはカウンセラーというお仕事をしていても、
そうではないプライベートの時でも。
ご相談を受けるときは、
助言や解決策を求められるし、
ついつい指導をしてしまいがちになる。
けれども、
お話をしてくださるご本人の言葉のひとつひとつやその方のそのときの間、
仕草や表情、目線などに“答え”がたくさん詰まっている事は多い。
日々の生活の中で、
心の奥に追いやってしまっていたり、
忘れようとして隠したまま埃を被って眠ってしまっていたり。
質問をします。
どうして?
いつから?
どんな時に?
それは本当の気持ち?
心に纏った鎧を一枚一枚剥がしていって、
心に積もった埃を少しずつ払っていって、
見えてきたものを、
またご自身で感じてあげてほしい。
そうか、
こう思っていたのか。
ここに答えはあったのか。
僕らは、
暗がりの中、
横で手を握り続けるような、
そっとライトを照らし続けるような、
そんな立ち位置で一緒に歩き続けます。
先輩がおっしゃっていた、
『サポーター』という言葉。
とっても素敵な表現。
大丈夫。
きっと大丈夫だし、
大丈夫じゃなくても良い。
相談をしてくれた友人に、
「いつも大丈夫じゃなくていいんじゃない?
時には乱れてしまえ!笑」
と伝えました。
そしたら「元気出たし、一樹くんらしい!」と返ってきました。
うれしい、たのしい、大好き!
きっとあなたは大丈夫だし、
いつも大丈夫じゃなくても良い。
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ここがあなたの心の寄り処になれますように。
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