ぼやっとしたものから

2024年2月4日 2024年2月4日榊原一樹

榊原一樹

ふと出る溜息
なんとなく出たぼやき
何とも言い表せないもやっとした感覚
正体の掴めないぼやっとした感情

たとえばそれに名前が付けられたり
こういうものって教えられた方がすっきりすることもあるけれど

今はまだはっきりさせたくなかったり
今は答えが欲しくないこともある

向き合ってはみるのだけれど
がっちり縛り付けはしないみたいな

寄り添ってはいるのだけれど
ずっと一緒にいるわけではないみたいな

見捨てはしないのだけれど
それだけには固執しないような

いつもお伝えしていますが
“心の余白”は今急いで無理矢理埋めなくても良いんだと思っています

そこに入る新たな言葉とか懐かしい感情とか
窓を開けてお部屋の空気を入れ替えるみたいに
心にもそういう隙間時間みたいなものが必要で

ちょっぴり楽しめるくらいの余裕があった方が
自分にも他人にも優しくなれたりする

今そこに在る
ぼやっとしたものも
どうか大切なさってくださいね。

榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部心理カウンセラー

ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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