当たり前じゃない日々を知ったから

近年「趣味が水泳です」と小さい声で言えるくらいには継続して泳いでいることもあって
連日放送されている世界水泳を録画して
毎朝盛り上がっています

競泳の日本チームは結果としては苦しい期間が続いていましたが
今大会はいくつかのメダル獲得もあり
また光が射してきたという雰囲気も感じられているように思います

個人的にはスポーツを観ていると
良い試合が観られたらそれで良い
性別年齢国籍関係なく、みんな優勝!
と思ってしまうので
アスリートの皆さんが頑張って挑んでいらっしゃる姿に毎日感動しています

今回素敵だなと思ったのは
レース後のインタビューで
多くの選手が
特に10代の選手に多かったように思うのですが

大会を開催してくれたこと
舞台に立たせてもらえたこと
そういうことへの感謝の言葉を述べられている方がいらっしゃいました

10代から20代前半の方々とお話をすると
アスリートに関わらずですが
コロナ禍で学生時代の大きなイベントや大会などが
開催すらされなかったという経験をした方が多くいらっしゃいます

打ち込んできたものの成果を
どこにも出さないまま競技生活を終了された方のお話もお聴きしたことがあります

やはりその無念は心に深く深く刻まれていて
本当にそれは人生全般に及ぶものでもあるかも知れません

だからこそなのかも知れません

帰ってきた日々が
当たり前ではないということ

今なお新型コロナウィルスも終わったという訳ではありませんし
様々な自然現象などで屋外競技の開催が危ぶまれたり
人手不足などで競技が縮小されるようなこともあったりします

もちろんスポーツに限ったことではありませんよね

あらためて
日々の有り難みに感謝を忘れてはいけないなと
10代のアスリートの方々から学ばせていただきました

今日もここに居られること
今日もここであなたに会えること

本当にありがとうございます
あらためて敬意と感謝を。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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