半分忘れて、半分受け止める

例えば仕事でミスをしてしまって上司から指導を受けたとき
例えばアルバイト中にお客様からクレームをもらってしまったとき
例えば家でやらかしてしまってお母さんから叱られたとき

自分でもわかっているのに
必要以上に怒鳴られたり強い言葉で叱られてしまった経験はありませんか?

ただ単に他人に対して厳しく言うタイプの相手かも知れませんし
たまたまその日は色々なことが重なって厳しい態度になってしまったのかも知れません

僕自身、過去によく学校やお仕事などで周りの方が
ぶつけられた怒りに対してさらなる怒りを持ちそうになる機会に接することがあって

そのときによくお伝えしたのは、
「言い方や態度が厳しすぎるのは、周りから見ても気になるから、大丈夫、忘れよう。
言われてることが正しいのは分かっているんだとしたら、それは受け止めよう。」
ということでした

別に“理不尽を許せ”ということではないので
自他共に認める『人間関係調整委員会』だった僕は
出来る限りそのあとでそういった上司やお客様のところへフォロー対応には行っていましたが
やはり双方から話を聴くとそれぞれに相手を想う気持ちもあったりもします
(残念ながら100%とは言い切れませんが)

タイトルの言葉は
「自分のせいかな?」ってちょっと気にしてひきずりそうになったときにある方にかけていただいた言葉で
温かく頂戴しいつも自分の中で大切に持っているものです

何かや誰かへの怒りに対してであったり
離れていくものへの後悔や悲しみに対してであったり
少し良くない執着をしてしまいそうなときに
“半分忘れて、半分受け止める”という言葉を思い出してみても良いかもしれません

それはあなただけのせいじゃなかったり
そもそもあなたのせいではなかったりするかもしれない

程よく手放すことで
あなた自身をケアして差し上げてください。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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