批判的に見てしまう癖

“でも”あれはできていない

“だけど”ああいうところがね

“まだまだ”“全然”足りてない

あの人にはこういうギザギザがあって
あの人にはああいう凸凹があって
それぞれ色々な素敵があるのに

余裕がなくなって
批判をする癖や粗探しをする癖がついてしまうと
その良さすらも見えなくなって
いつの間にか優しくない言葉が出てしまったりします

まずはそれぞれの良い部分、素敵な部分
輝いている部分はきちんと認めて
シンプルに伝えて差し上げることってすごく大事

「いいね」
「素敵だね」
「良くなったね」
「輝いているね」

たとえばそういった言葉を
受け取れるだけでも
人ってすごく成長できたり
温かい気持ちになれたりする

そこからお相手がもっと改善したいとか
もっと良くなりたいって思うのであれば
「こうしてみたらどうかな」
「自分はこうして良くなったよ」
そんなお声掛けをしてみても良いのかも知れません

それぞれの辿り着きたいところや
そこに行くまでのプロセスやペースも
本当に人それぞれ

絵を描く子供を見守る猫

なので
見守る側も心に余裕を持つことが大事だったりします

お子さんや生徒さん、後輩さんなど
ご指導されたりする立場にあるあなたも

まずはご自身に対する労いを忘れずに
どうか余裕を持って向き合えますように
心身を整えたり吐き出したりされる時間を設けて差し上げて下さいね。

絵を描く子供を見守る猫

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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