まず“はなす”ということ
カウンセリングでは
たいていの場合
主訴という“一番話したいこと”というものを
始めに確認させていただきます
たとえばクレームみたいなものでもそうですし
なにげない友人との会話でもそうで
何かしら一番に聞いてほしいことがあって
人に話すということが多いんじゃかないかと思います
とはいえ
プレゼンのような場面でなければ
誰しもが順序立てて
綺麗にうまくまとめて話をできるわけではありませんし
その必要もなかったりします
話している内に
話しがあちらこちらに飛んで行ったり
また戻ってきたり逸れたままどこかへ行ったり・・・
それで良いし
それも良いと僕は思ってお話を聴かせていただいています
まずは自分の中にある感情やテーマを
“話すこと”そのものに意味があるから
接客業をしていた頃
「何を話したいか忘れたけどすっきりしちゃったから良いや」という方がいたり
クレームを聞いていたはずなのに
話が拡がって関係ない世間の話題や家庭の悩みなどに及んだり
なぜか結果的にこちらが感謝されたり褒められたりして終わることがよくありました
「あれ?何だったんだ?」と
こちらも思ってしまうような時間だったけれど
何はともあれすっきりしていただけたのなら
それで何よりなんですよね
「話す=離す=放す」ということをよくお伝えしていますが
それだけでも心が軽くなったり
客観視して整理できたりするという効果があります
なので自分自身もそうですが
誰かに話を聴いてもらうってすごく大切なんです
何か話したいことや相談したいことが
はっきりしているときはもちろんですが
ただモヤモヤしていたりスッキリしないときなども
とりあえず“はなして”みませんか?
くれたけ心理相談室では
カウンセリングの場以外でも
お話会やお食事会などイベントの場で
カウンセラーと話ができる機会を設けています
まずはそういったところから
“はなす”ことの効果を感じていただくのもおすすめです
ぜひお気軽にご参加ください♪
投稿者プロフィール
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ここがあなたの心の寄り処になれますように。
榊原一樹のプロフィールはこちらからご覧ください。
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