どうして伝わらないの?〜たとえば擬音や擬態語をたくさん使うという表現の仕方〜
あるとき自分が泳いでいるのとは別のコースで
コーチの方が水泳のレッスンをしていて
説明しているのが耳に入ってきました
「うにょーん」や「ふわー」や「ビシッ」といった
なんとも言えない表現が多いのですが
参加者の方は笑いながら聞いていらっしゃって
なんとなくそれぞれに落とし込みやすいのだと感じました
別の日に
まったく同じレッスンを違うコーチがやっていると
今度はもう少しはっきりした言葉というか
教科書に乗っている言葉的な説明が多く
ちょっと首を傾げている参加者の方もいらっしゃいました
どちらが正しいということではありません
きっとどちらも根本的には同じことを説明していて
どちらも正しいのだと思います
ただその場にいる人やその空気感によって
伝わり具合や届き具合、浸透具合みたいなものは
それぞれに違うのだろうということ
カウンセリングの場面でも
具体的な心理療法を挙げて
手順に沿って説明をしながら
論理的に進めていくケースが合う方もいれば
もっと感覚的な柔らかい言葉で言い換えたりした方が
その方の感覚で想像しやすかったり
ご自身の実生活に落とし込みやすいという方がいらっしゃったりします
どうやって気付いていただこう?
どうしたらこの方により響くだろう?
お話をお聴きしながら考えて
手を替え、味を替え、色を替え
"気付きの光"をご相談者様の目に見られた時は
何にも代えがたい喜びがあります
先ほどもお伝えしたように
どちらが良いという話ではありませんし
白か黒のどちらかだけでもなければ
0か100のどちらかだけでもありません
受け取り方も伝え方も
その日その時その場所その人で
様々な具合があって良いもの
そしてそれは
歳を重ねたり環境が変わったりして
その具合が変わることもあったりします
常々
自分に合うものを感じて
受け取ることを大切にしていくことが
何よりなのかなと思っています。

投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
-
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