その気にさせてあげる
「どうしてもやる気になれない」
「どうしても続かない」
「やっているのか不安」
「集中力がない」
スポーツインストラクターのお仕事をしている時や
学生さんやお子さんを持つ親御さんによく相談されるお悩み
そんな時にお伝えしていたのは
最初からずーっと全部完璧にやろうと思わなくて良いんだということ
心や身体のコンディションって
誰だって多かれ少なかれ上下するもの
こうしたら良いっていうおすすめはたくさん出回っていますし
こうした方が効率的っていう方法もたくさんあるけれど
続けるのに何より大切なのは“楽しむ”というところだと思っています
たとえばダイエットという目的であれば
そもそも運動習慣があまりなかった人が
いきなり提示されたメニューを提示された回数や負荷でこなせるのであれば
きっとダイエット自体が必要なかったと思います
まずは身体を動かすことに慣れることから
*この動作はしやすいから
⇒マシンやトレーニング方法にも好き嫌いってあったりする
*お友達が通っているから
⇒内容うんぬんより一緒のレッスンに出るのが楽しいからという方は結構います
*好きなインストラクターさんに会いに来るため
⇒実際に僕に対してそういってくださる方もいました
*短くても少なくても良いから時間や回数を決めてやる
⇒気分が乗らない日は10分だけプールで歩く!とか10回1セットだけ!とか
*好きな音楽を聴いたり動画を観ながら幸せな気分で歩くor走る
⇒気持ちを上げて相乗効果を狙う
たとえば受験とか学校の試験という目的であれば
やっぱり教科によっても好き嫌いや得意不得意があったりするもの
そして集中できる時間にも差はあったりします
20年ほど前にはなりますが
(一応)高校・大学は進学校と呼ばれるところに通っていた僕が実践していたこと
*気が乗らないときは得意教科だけやる
⇒得意教科をやっている内に気持ちが乗ってきて、勢いで苦手教科にも取り組めたりする
*とにかく得意教科を鍛える
⇒英語、国語、社会は9割目標にして、数学は5~7割目標にしました
*一番集中できる時間帯に苦手教科を1ページだけでもやる
⇒朝5時に起きて真っ暗な中で数学や理科をやっていました
*苦手教科の中にも得意な部分を探す
⇒数学でも確率の問題は好き。理科でも岩石とか地層の分野は好きなど。
*受験する学校の試験特性に合わせて特化する
⇒大学は当時のセンター試験比率が高かったので、最後の3か月くらいはほぼずーっとセンター試験の過去問のみに特化。
*集中できないときはだらだら長時間やらない
⇒基本的に集中が続かない人間だったので、長くても45分やって15分休憩といった感じで繰り返していました
きっかけや動機は何でも良いですし
方法も具合もオリジナルで良いと思っています
自分にとっての素敵なゴールをイメージしながら
1日1秒でも
1日1ページでも歩みを止めないでみて
そこから楽しんで続けることができたら
身体の方がもっと欲してきたりするし
それに応えようと心もついて来たりする
そこに結果が繋がってきたら
さらに心が乗ってきたりする
自分で自分の心や身体の特徴を知って
自分で自分をその気にさせてあげるようにプロデュースしていく
そして少しでもできたことを
自分や周りがしっかりと認めてあげることも大切です。
投稿者プロフィール
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ご覧いただきありがとうございます。
ここがあなたの心の寄り処になれますように。
榊原一樹のプロフィールはこちらからご覧ください。
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