月が変わる

季節が変わるとか
月が変わるという感覚って
個人的にすごく好きな感覚

そもそも
人が月の満ち欠けに気付いて
それを生活に応用しているという考え方自体が
なんだか情緒的で素敵だなと思うんです

5月になりました

「今年の3分の1が終わった」と誰かが言う

僕も誰かに言ってみたりする
昔はその表現嫌いだったなぁと思い出して
少しにやける

あまり人生の中で
1年が速いという感覚を持ったことがなからなのかも知れない

だいぶ柔らかくなった今は
その表現を聞くと微笑ましくなったりもするんだ

昔から“終わり”を決めるのが苦手で
マイペースにのっぺりと日々を過ごしてしまうようなところあるので
季節や月、年で区切りをつけてくれる社会は助かるなぁって思う

切り替える度に
何がしたい?何から始める?何ができそう?
自分に話し掛けてみたりする
ざっくばらんに書き出してみたりする

「まず何からやったら良いですか?」
人生の先輩に少なからずなってくると
聞かれることって増えたりしますよね

何ならできそう?
どんなことやってみたい?
そんな風に一緒にわくわくしてみるようにしています

難しく考えすぎて分からなくなりそうな時
まずは

  • 家中の窓を開ける
  • 爪を切る
  • 顔を洗う
  • シャワーを浴びる
  • 散歩をする
  • とりあえずごはんを食べる
  • 髪を切ってもらいにいく
  • 笑顔で挨拶をする
月が変わる

そんなことを伝えてみたりすると
一瞬きょとんとされるから
「あなたはあなたらしく、
心地好い具合で整えて、
今のあなたを一生懸命に生きることだよ」って添えています

自分を生きて
自分を活かす

小さな第一歩が
きっと大きな第一歩なんだって僕は思う。

月が変わる

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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