少しずつ手放す

たとえば
人生の歩みの中で
ずっと持っていたけれど
今の自分には必要がなくなってきたなというものがあるとする

たとえば
少しそれがあることに頼り過ぎているな
ちょっと依存気味になっているものがあるとする

“手放す”とか“離れる”という選択は
ときに前向きな選択だと思うけれど

だからといって
いきなり全部放り投げるように手放せばいいということでもないし
ちょっと抵抗があるのに全部手放すこともないと思っています

少しずつ手放して
少しずつ心や身体を慣らしていくことも大切で

それがまた必要になったり
戻ったりすることがあったとしても
それはそれで受け入れることも悪いことではない

温かいお風呂や水風呂の中に
ザブーンと入るのではなくて
足から少しずつ入って身体を慣らしていくような

温かい飲み物を
まずはカップを触って確認して
フーフーってしてながらちょっとずつ飲んでいくような

心にも身体にもやさしい
段階的な歩みをしてみる

最終目標は持ちつつ
今はどのくらいならO.K.なのか
確認しながら調整していくことも大切です。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
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