オーダーメイド

とある経営者さんとのお話。

その照明ひとつにも
そのソファにも
その床の色やタイルの配置にも
その壁紙や飾られる絵にも

それぞれ意味を持たせていて
時代や街並みに沿ったストーリーがある

こうなったら良いなと
集まる笑顔を想像して

始まってみたら
ちょっとイメージと違ったりした部分もあるけれど
そこに集う人がまた新たな色付けをしてくれる

そうやって会社やお店を作ってきた。

背景を知ると
また違った形でその場所やその方を理解できた気がして
なんだかほっこりと温かい気持ちになりました。

何よりも
そのお話をされる姿が
とても活き活きとされていて

やはり僕は
年齢や性別を問わず
こうやって人のお話を聞かせてもらうのことが
そしてその方が笑顔になっていくのを見ることが好きなんだと
あらためて感じます。

会社やお店だけでなく
人の人生にもそれぞれ
ひとつとして同じもののない
様々なストーリーが在って

たくさんお話を聞かせていただく中で
共に振り返らせていただく様な気持ちになりながら
その方のことをより深く知っていく

ドラマのような面白い展開がないとか
暗くてダメな人生だとか
そんな風に表現される方もいますが
本当はそんなことはなくて

近すぎて見えなかったり
憧れが遠すぎて見失いそうになっていることはあります

もし今が辿り着きたかった未来とは違ったとしても
まだ出来ることはあるし
その未来をまた見直してここから進むこともできる

どうか
投げやりにならないで
ここまでのご自身をまずは労って

そこからまた
描いてみて頂きたいなと思います

お話しませんか?
言葉にして話してみることで見えてくる気持ちもある
言葉にならないものをうまく表そうなんて思わなくて良い

心理カウンセリングは価値評価を下すものではなく
ご自身をよく理解し
ご自身の本当の想いを探すオーダーメイドの旅のようなもの

いつだって
大きな樹の下で
お待ちしています。

今

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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