「心があったまる話をしてください」(くれたけ＃213)

くれたけ心理相談室の月々のお題にカウンセラーがお答えするシリーズ。
10月の2つ目にお答えします。

つい最近のほっこりタイムのお話。

道端にふたりのおばあちゃまがいて、何かを探していらっしゃる様子。
おそらく道に迷っているか、タクシーを探しているかだろうと思い、
時間に余裕もあったので声を掛けてみると、「タクシーが通らないの」と。

「そうなんですね」と言いながら一緒に探してみるものの、全然通らず。
駅の方まで行けば待っているタクシーがいるんじゃないかと思いつつ、
きっとそこまで歩きたくはないのだろうと察して、
「どこか馴染みのタクシー会社さんあります？電話してみましょうか」とお聞きすると、
おふたりともメモに書いて持っていらっしゃる。ビンゴ。なんとなくご年配の方って馴染みのタクシー会社さんの連絡先を控えている印象あるんですよね。

「電話してみるから、ここの住所分かるかしら？」と言われたので僕は地図アプリをスタンバイ。
しかし、時間的なものなのか電話もなかなか繋がらず。
とりあえず僕は車道をちらちら見ながらそのまま3人で立ち話。
1つお聞きすると、聞いた以上のことが返ってくるので話は止まらない止まらない。

「ドライバーさん不足なんですかね？」
「大変ってらしいわよ」
「運送業とかも大変だって聞きますもんね」
「そうそう」
なんて話しているとようやく1台通りかかったので、
止まっていただいておふたりをお見送り。

昔からおじいちゃま、おばあちゃまとお話するのは好きでしたし、
お話をお聴きしているのも好きですが、なんだかほっこりする平和な時間でした♪