まず聴く耳を持つ

わたしにはわたしの思いがある
あなたにもあなたの思いがある

「言ってくれればいいのに」って言うけれど
言って良い空気は作っていなかったりする

「言ってくれれば変えるのに」って言うけれど
全部言い終わる前に反論していたりする

「言ってくれれば考えるのに」って言うけれど
ちゃんと理解してくれないで分かったつもりになっていたりする

まずは聴く耳を持つこと

焦らず急がず
心から聴くということ

納得できないことを責めるのではなくて
「そういう捉え方もあるのか」っていったん受け止めて
そこからどうするのかを
それぞれも、ふたりでも考えること

ずれた歯車や
絡まった糸は
そんなに簡単には元通りにならないかも知れない

けれども
向き合うと決めたなら
それでもこの人と歩いていきたいと望むなら

もう一度
丁寧に紡ぎ直すこと

気付きは“終わり”じゃなく
これからの“始まり”なのだから。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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