君が笑ってくれるなら

何を感じ合っているか分からないけれど
まだ言葉を発せない双子の赤ちゃんが
ふたりできゃっきゃして笑っていました

何のモノマネか分からないけれど
みんなで競うようにそれをやって
笑い転げるくらいに笑う小学生達がいました

何がそんなに面白いのか分からないけれど
高校生達がメイクを気にするほど涙を流しながら
とにかく楽しそうに笑っていました

「ワッフルが美味しいね」って目を輝かせながら
何か楽しい思い出話を語るカップル

初めは仕事の愚痴を語らっていたのが
自分のやらかしちゃった話をして盛り上がる
久々に会った社会人の友達同士

最近の推しの俳優さんやアイドルについて
時間を忘れてそれはもう熱く熱く語るおばさま達
「え、もうこんな時間?!」って慌てて帰る

ついつい大きな声を出してしまうけど
「耳が遠いからしょうがねぇんだ、ごめんな」
ってまた大声で笑うおじいちゃま達

生きていると
毎日毎時間毎分毎秒
笑顔で居られるというわけにはいかないけれど

やっぱり喜びって大切な感情だし
笑顔って心にも身体にも大切な表情

僕は人が笑っている顔を見るのが好きで
“君が笑ってくれるなら僕は悪になる"とまでは言わないけれど
できることは何でもしたい

誰かの笑顔を見る度に
そういう思いが根本にあるんだなと気付かされます

きっと避けては通れない哀しみや苦しみも
酸味や苦味みたいな人生のスパイスの1つで

どう調理するか
どう味わうかを考えてみることが大切で

どうせならそれも含めて美味しい人生に
自分で仕上げていけたら良いなと思っています

でもそれはひとりでは気付けなかったりする

だから
僕はそういうお手伝いをしたいから
今までもこれからも色々な人やモノに触れて
もっともっと幅を拡げていくことをやめません

いつか大きな円になって
いつかそれが大きな球を包むまで。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

榊原一樹のプロフィールはこちらからご覧ください。

コメントはこちらへお願い致します。