家に帰るまでが遠足です

子供の頃は集団行動が苦手だったので
球技大会以外の遠足や修学旅行みたいな
時間も行動も拘束される行事は逃げ出したくてしょうがなかったです

実際、高校の時の遠足は仮病で休みました

いや、思い出せば小学校の頃から「お腹痛いです」って嘘をついて保健室に行ったり
「トイレ行ってきます」ってグラウンドの隅っこでサボったりしていましたね

生徒会や委員会に積極的に入ったりして
真面目なよい子の振りをするのが得意だったので
本気で心配されて逆に困ったことも多々あります

そんなずる賢い(?)身勝手な子供だったので
「おうちに帰るまでが遠足です」とか
「家に帰るまでが修学旅行だからな」みたいな言葉も苦手で
それらを聞いている頃にはもう開放感MAXで
今にも走り出しそうな気分だったと記憶しています

今なら分かる気がするんですよね

“家に帰るまでが遠足”
“笛が鳴るまでプレーを続ける”
“自己採点して復習するまでがテスト”

そういった言葉の真意みたいなこと

詰めが甘かったなと思うんです
色々な部分で

「だからだよ」
「そういうところだよ」
と自分にツッコミを入れたくなるようなことが
振り返れば多々あったなと

もちろんそれは行動的な部分でもありますが
やはりそのベースの意識とか覚悟といったことなんだと思います

意識や覚悟が変わると
姿勢や行動って変わる

姿勢や行動が変わると
流れや結果が変わることって本当にある

家に帰るまでが遠足です

たとえばもう1ステップ上がりたいなんてとき
たとえばイマイチ物事がうまく進まないなんてとき

まずは意識や覚悟の部分を見つめ直してみると
何か変えられることってあるかも知れません。

家に帰るまでが遠足です

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
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